小林製薬のネーミングセンスは秀逸だ。「熱さまシート」「サカムケア」「ケシミン」「アットノン」など笑ってしまうような商品名が多いが覚えやすく、商品名を聞いただけで、いつ・どこで・どんな時に使う商品なのかピンとくる。
CMもテレビショッピング並みに単純明快だ。芸能人に依存せず、ど直球で良い意味でオシャレ感のないCMはなかなかない。
いくら格好良い商品名やパッケージにしても、気づいてもらわなければ意味がない。
CMも出演している芸能人を思い出されても商品が思い出してもらえなければ意味がない。(憧れのAさんが使っているから欲しくなるようなオシャレ系の商品ならばまた別だが)
それに、薬を欲するような困っている人は「一刻も早く、この苦しみから解放されたい」と思っているはず。そんな人が時間をかけて商品をだらだら選ぶとは思えない。
わかりやすい商品名やパッケージやCMは、痛みや苦しみで頭があまり回らない状態でも思い出すことができ、薬局でも簡単に見つけやすくなるだろう。
小林製薬は、ただダジャレを商品名をつけて自己満足に走りたいのではなく、お客様のことを考えて企画しているのである。
薬は人を助けるものだ。小林製薬は、その考えを忘れずにいて、消費者目線に立ち、商品開発をし続けているのだろう。
スポンサーリンク
スポンサーリンク