言葉と伝え方

しまむらの「“洗濯機で洗える”浴衣」というキャッチコピーは素晴らしい

浴衣は“洗濯機で洗える”って知らないの?

しまむらの「“洗濯機で洗える”浴衣」を覚えているだろうか?

「“洗濯機で洗える”浴衣」というキャッチコピーで売り出したことで昨年話題になり、togetterでもまとめられていた。

「浴衣は洗濯機で洗える”のなんて当たり前なのに当たり前だし、知らないなんて信じられない」と言う人や、そこまでは言わないにしても「え?!洗濯機で浴衣が洗えること、知らない人っているのか・・・」という反応をする人が多かったのだ。

要は、「しまむらさん、当たり前のことを何言っちゃってんの?」「そんなことを知らない人、恥ずかしいわね」という反応だ。

だが、この件について、私は「さすがしまむらだわ」と感心したのだ。

買いそうな人に伝わって、買ってもらえれば正解

『洗濯機で洗える』と言う宣伝文句に対して、「浴衣は洗濯機で洗える”のなんて当たり前なのに、知らないなんて信じられない」と言っている層がいるがそんなのはどうでも良い話だ。

しまむらは「“浴衣は洗濯機で洗える”のなんて当然だろ」「無知は恥ずかしいわね」なんていう人をターゲットにしていない。

  • 浴衣のことをあまり知らない
  • イベント以外は着ない
  • 着物屋さんでは買わない
  • さほどこだわりはないが、なるべく安いものが欲しい

しまむらは、おそらく上記のように考えている人に買ってほしいと考えているのだろう。

だから、このキャッチコピーは正解なのである。

メインターゲットを優先する

確かに浴衣に詳しい人でもしまむらで買うこともあるだろう。例えば雨に濡れても良い用など気軽に着るようだ。

いくら洗濯機で洗えると言われたとしても超高級浴衣を洗濯機でガシガシ洗う勇気は出ないだろうし、気軽に着てガシガシ気にせず洗濯機で洗えるしまむら浴衣は安心だ。

とは言え、やはりその浴衣に詳しいがしまむらの浴衣も着るという層はごく一部だろう。

やはり、しまむらのメインターゲットは浴衣に詳しくない上に、祭の時だけ着る層だろう。

また、値段から考えれば若い層からも人気で、親におねだりして買ってもらう中学生や自分のバイト代で買う高校生・大学生などもこの浴衣を愛用する可能性もある。

そうなると、浴衣に詳しくない可能性もさらに高まり、「洗濯機で洗えるから楽でいいなー!」と気軽に買うのが予想できる。

また、しまむらは「洗濯機で洗える」以外にも「ノーアイロン」ということも打ち出している。この打ち出し方もまた、気軽に買って着たい層に響くだろう。

買わない外野の意見は無視でOK

ちなみに、このしまむらの浴衣で使っている素材は「ファイバードライ」というものらしい。他のものと比べて特に乾きやすいらしいから、きっとこれを強みとして打ち出したのだと思う。

買わない外野は「無知は恥ずかしい」だとかごちゃごちゃ言う。だが、このような方々はお客様にならないのだから無視して良いのだ。

ターゲットに絞った宣伝が功を奏している。さすがしまむら。世界に誇る、埼玉の星は違うのだ。

しまむら「浴衣セット」は2018年も販売

ちなみに、2018年もしまむらは「洗濯機で洗える浴衣」を売り出している模様。他人様のInstagramの写真なので貼れないが、つい最近の投稿だったので事実だろう。値段は相変わらず、浴衣に帯と草履付きで5900円なので安かった。

公式ページにはまだ浴衣については書いていないので、これから徐々に売り出していくのだろう。

とりあえず、しまむら並みに安い浴衣だとこの辺りかと。税込3990円で、浴衣と帯と下駄セットならだいぶ安いかと。レトロ柄が多いので個人的に好きだ。なんでこんなに安いのか気になったが、どうやらタイムセール品の模様。

 

販売期間 2018年06月14日20時00分~2018年06月21日01時59分

とのこと。数日間しか売ってないじゃないか。逆を言えば、安さの理由がわかるので安心感はあるが。(通常価格は税込4990円らしい。)

評判は4.62点とのことで良さげだが、私はしまむらの浴衣にしても上記の浴衣にしても、買っていないので「すごくいいよ」とは言い切れない。

だが、このように調べてみると、安いのに意外と良さげな浴衣が出てくることに驚きだ。ノリと勢いで着物屋で浴衣を2着買った私は、色々検索しながら後悔している。

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ABOUT ME
アニータ江口
広告制作・記事執筆し、反応率を45.5倍にした人。趣味は街歩き食べ歩き。特技は屁理屈。好きなものは地歴・動物・昭和レトロ。2018年5月、旧ブログから当サイトに引っ越し。うまいもの食べてうまいこと言いたい。